砥部焼体験教室 園児ら魅力に触れる
子ども向けプログラミング教室を手掛けるテックプログレス(愛媛県松山市)などは30日、砥部町千足の砥部焼観光センター炎の里で砥部焼体験教室を開き、園児・児童5人が伝統工芸の魅力に触れた。
通常の授業ではロボット制御や3Dプリンターなどデジタル技術を活用したものづくりに取り組む受講生に、手作りの良さや大変さを知ってもらおうと企画。砥部焼ブランド「白青」を展開するインスピリット(同)が協力した。
子どもらは工房を見学後、粘土を力一杯広げ、皿やコップなどを作った。インスピリットの植木美夫社長がブランド構築について「商品やお店の印象をつくるのがブランド。100円ショップでも同じような大きさの食器が買える中、これなら(お金を)払ってもいいと思ってもらうことが必要」と説明した。